親のあなたに読んでほしい！子どもを傷つけないワキガ対策ってどうすればいい？
親が子どものワキガに気づく時期は、子供が若年であったり、思春期に突入した多感な時であったりと、子どもがとてもデリケートな年頃にあたります。
いかに子どもを傷つけず、親が過剰に反応せず、子どもにワキガについて話せるかって、重要で難しい課題ですよね。
この時期の子どもは親の言動にとても敏感に反応するので、親が必要以上にワキガを気にすると、子どもに「ニオイのトラウマ」を与えるかもしれませんので、注意が必要です。
親が子どものワキガに気づいた時、子どもが「ワキガを理解できるか」、「本人がワキガに気づいているか」によって、親の対応は変わっていきます。
人はそれぞれの個性、性格をもち、物事に対する受け取り方も十人十色です。それは、子どもも同じです。最も重要なことは「親が必要以上にワキガを気にしないこと」「子どもの性格を理解し、適切なタイミングと言葉でワキガを説明すること」なのです。
子どものワキガ対策では、「子どもがワキガに気づいていないときの対応」「子どもがワキガに気づいているときの対応」「親ができる子どものワキガ対策」の３つを理解し、実践してみましょう。
子どもがワキガに気づいていないとき
子どもがワキガであることに気づいていない場合、むやみに事実を伝えることは避け、状況を見極めるようにしましょう。
子どもにワキガを説明しても、まだ理解できないと判断するなら、衣服への消臭対策や食事への配慮をし、伝える時期をうかがった方がいいですね。
ただし、中学生くらいになると、お小遣いを外での飲食に使うことが増え、それにともなう食生活の変化により体臭が強くなることがあります。本人も気づく程度の臭いを発するため、伝えずとも本人から相談されることも多いでしょう。しかし、それでも本人が気づかずにいる場合は、それとなく、対策方法などを伝えてみてはどうでしょうか。
小学生であれば、事実を伝える前に、親ができる対策として、衣服への消臭や食事への配慮を行いましょう。中学生であれば、自分で対策できるよう、対策方法を教えましょう。
子どもがワキガに気づいているとき
子どもがワキガであることに気づいている場合、適切な対策方法を教えましょう。
適切な対策とは、衣服繊維のこだわり、衣服の消臭、デオドラント製品の使用、食生活への配慮の４つです。これら対策を行うことで、臭いが抑えられることを伝え、子どもを安心させることも重要です。
また、子どもにとって「異常」は怖いことなので、ワキガは異常ではなく、単なる体質であることを理解してもらいましょう。「個性であり、身体的な特徴の一つ。たまたまニオイがするという特徴があるだけで、異常でもなんでもない」ということを伝えましょう。
ワキガは病気ではなく体質です。子どもは「特殊」「異常」であることに敏感ですから、「個性であり単なる特徴の一つ」と伝えてみましょう。
子どものワキガを治したい！親ができる子どものワキガ対策
子どものワキガ対策として、親ができることは、以下の４つです。
- 衣服の素材にこだわる
最近近は、化学繊維（合成繊維）の割合が多い衣服がメインで販売されていますが、「化学繊維」は天然繊維に比べて吸湿性が低く、臭いを繊維表面に付着させる傾向があります。特定のシャツやブラウスを着用しているときに限って、ニオイがきつくなる。ということはよくありますよね。これは、化学繊維でできた衣服を着用しているときに発生しているはずです。吸湿性の高い素材（汗などをよく吸収する素材）を利用した衣服を着用すると、臭いを抑えることができます。子どもの衣服を選ぶ際は、吸湿性が高い綿、レーヨンを選びましょう。ポリエステルやナイ ロンなどの合成繊維を選ぶ場合は、吸湿性を高めた素材が開発されていますので、「吸水・吸汗・速乾」などのキャッチコピーが付けられているものを選びましょう。 - 衣服の消臭
服や肌着のワキ部分は、ワキガの素となる汗や常在菌を吸収してしまうため、時間が経過するとどうしてもニオイがつきます。これは、洗濯時にどんなに気を使ったケア（洗剤や柔軟剤など）をしても防ぐことはできます。今は、洗濯後に衣服が乾燥した状態で使う衣服用消臭スプレーが販売されているので、それらを使うことがとても効果的です。 - デオドラント製品の使用
子どもがワキガに気づいていない場合は、「乾燥を防ぐためのクリーム」と言ってクリームタイプのデオドラント製品を使うのも一つの方法です。子どもがワキガに気づいていて、自分でデオドラント製品を使えるようであれば、使い方を教えて自主的に対策するのもいいですね。いずれにせよ、親は子どもの体質にあった安心できる製品を知っておく必要があります。特に、子どもの体に使うものなので、「無添加」「無香料」「無着色」の製品を選びたいものです。 - 食生活への気配り
家庭での食事については、なるべく魚や野菜を中心にして、肉や乳製品を過剰に摂取しないよう心がけましょう。なぜなら、肉や乳製品に多く含まれる動物性脂質は、体臭を強くする要因の一つです。ビタミンが豊富な食材を使った食事は、腸内バランスを整え、体臭予防に効果があると言われています。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました！次の記事でお会いしましょう♪
