ワキガの原因が遺伝って本当?防ぐことはできないの?

はい、本当です。ワキガの原因は99%遺伝と言われています。親からの遺伝ではなくとも、隔世遺伝で祖父母世代から受け継ぐこともあります。

遺伝となると、本人の努力では防ぐことはできないですよね。では、親の努力で遺伝を防ぐことはできるのでしょうか?

残念ながら、現代医学や、親の努力ではワキガの遺伝を防ぐことはできません。遺伝子に刻まれている情報なので、親が体質改善や手術で根治治療したって、遺伝してしまいます。

では、ワキガ持ちはどうすればいいのでしょうか?遺伝を怖がり、恋愛も結婚もせず、子どもを作らなければいいのでしょうか?

いいえ、ワキガ持ちだからこそ、ワキガである現実を受け止め、ニオイを退治するために研究を重ねる必要があります。それを、自分の子供たちに的確に伝えていけばいいんです。

ワキガであることを悲観的にとらえるのは終わりにして、ワキガを知り尽くし味方につけ、前向きにワキガ人生を歩いていきましょう!








ワキガが遺伝する確率

ワキガが遺伝する確率は、両親のうち片方がワキガの場合は50%以上、両親ともにワキガの場合は、80%以上と言われています。かなりの高確率で遺伝することになりますね。これが馬券の的中率とかならウハウハですが、ワキガの遺伝となると、喜んではいられません。

こんなにも高確率で遺伝する理由は、ワキガの遺伝子が「優性遺伝」するためです。簡単に言ってしまうと、ワキガ遺伝子はワキガじゃない遺伝子より強いため、表面化しやすい性質があるのです。

とは言っても、100%遺伝するわけではありませんし、遺伝を防ぐための手段はないので、ドーンと構えて現実を受け入れていくしかないですね。


親からワキガを遺伝してしまった人がやるべきこと

やるべきことは一つ、ワキガのニオイを撲滅するための適切な対策をとることです。

そのためには、自分がワキガなのか、汗臭いだけなのか、しっかりと判断する必要があります。あなたの脇が臭いのは、本当にワキガですか?

ワキガがどうかをチェックする方法として「ワキガ確認の7つのポイント」があります。それは、「1. 耳アカが湿っている 2. わき毛の量が多い。男性は猫毛、女性は太い 3. 白い衣服や下着のわき部分に黄ばみがでる 4. 両親のどちらかがワキガ体質 5. わきの汗の量が多い 6. 肉・乳製品中心の食生活 7. 冬でもワキの臭いが気になる」というものですが、このうち、4つ以上当てはまると、ワキガの可能性が高くなります。


ワキガの可能性が高い場合は、ワキガの臭いを退治するための適切な処置を実施しましょう。以下は、管理人が実践し、確実にニオイを抑えることができた対策の5点セットです。

  1. イソプロピルメチルフェノール配合のデオドラント製品を利用する
    「イソプロピルメチルフェノール」とは、殺菌作用のある成分です。皮膚の雑菌の繁殖を抑えることができます。
  2. 綿製品を着用する
    化学繊維やウールの分量が多い衣類は、ニオイ成分を吸着して発散させてしまいます。比べて、綿の衣類は通気性がよくニオイを吸着させにくいので、脇に接する衣類は綿製品を選びます。
  3. 休肝日と休肉日を作る
    同じ日でも同じ日でなくてもいいので、休肝日と休肉日を作ります。お酒とお肉を摂取することで、消化時に体臭を悪化させる成分が排出されるので、週に3回程度、お酒とお肉を摂らない日を作っています。
  4. 酢風呂に入る
    お風呂にお酢を入れて入浴することで、酢に含まれるクエン酸の殺菌作用により、皮膚表面を弱酸性に保って雑菌の繁殖を抑えることができます。さらに、クエン酸がアポクリン汗腺に吸収されると、アンモニアと乳酸の生成が抑えられ、ニオイを減少させることができます。また、酢には発汗を促す作用があるため、血行がよくなり、汗腺機能の回復を助けてくれる効果もあります。醸造酢か黒酢を利用しますが、醸造酢であれば180mlほど、黒酢であれば50mlほどをお風呂に投入!あとはじっくり半身浴をして、出る前にシャワーで洗い流せばOKです。
  5. 適度な運動で汗腺を鍛える
    汗をかかない日が続くと、汗腺の機能が衰え、必要なミネラルを血液に戻すことができず、汗と一緒に排出されます。ミネラルなど老廃物が混ざった汗は、ベトベトして強いニオイを発します。週2回程度、ジョギングやウォーキングなど適度な運動を取り入れて汗をかくことで、汗腺を鍛え正常な働きを取り戻すことができます。




1番・2番は毎日、3番は週に3回、4番・5番は週に2回という頻度で実践しています。特に1番・2番は重要です。臭いの素となる汗を排出するアポクリン腺に対して働きかける効果をもったデオドラント製品は、毎日使うことでニオイを軽減する作用がありますし、うっかりポリエステル繊維の衣類なんか着用してしまうとニオイが倍増してしまいます。

全部を毎日実施するのは骨が折れる作業ですが、週の回数を決めて実施すると自分のペースを作ることができますよ。


子どもへワキガを遺伝してしまった人がやるべきこと

あなた自身がワキガ持ち、もしくはパートナーがワキガ持ちで、子どもに遺伝してしまった場合は、その子のワキガの状況を見極める必要があります。

子どものワキガ体質が目覚める時期は、思春期と言われており、年齢的には男性が13歳ごろ、女性が11歳です。大抵の場合、高校を卒業するくらいには自分がワキガだと認識しますが、例外的に、20代前半までニオイを発しないことがあります。これは、個人の体質によるホルモン分泌の差が要因と言われています。

親は、子供が10代になった頃から、子供の衣服を洗濯する際に、わきに黄ばみがないか、ニオイがないかをチェックし、子どもよりも先にワキガに気づいてあげられるよう、気を配りましょう。

子どもがワキガだと判明した場合は、衣服への対策とともに、適切な改善策についてアドバイスをすることも大切ですが、重度のワキガであれば、子どもと相談しながら手術を検討するのもワキガ対策のひとつです。


ワキガが遺伝するかが重要ではなく、ワキガが遺伝した場合の対策が重要

冒頭で記述しましたが、結局のところ、遺伝するかどうかは神のみぞ知る。ということになっちゃいますよね。遺伝するかどうかわからないものに対して、将来の心配をするより、遺伝した場合に備えて十分な対策をたてておくことが大切です。

ワキガ持ちであれば、自分の通ったニオイのイバラ道を、子どもに通ってほしくない気持ちでいっぱいですが、そのために愛する人や愛する人との子どもを諦めるなんて、悲しすぎます。

それに、現在はたくさんのデオドラント商品が販売されていたり、ワキガの手術法も確立されているので、ワキガ持ちにも改善のためのたくさんの選択肢が用意されています。

わたしたちは、ワキガ賢者として、子どもに最適なアドバイスをし、子どもが進む道の「ニオイ」という石ころを拾っていくことが使命です!




イソプロピルメチルフェノール配合のおすすめデオドラント製品

最後に、実際にわたしが使っている製品で、口コミやお客様満足度で評価の高い商品をご紹介します!

★ラポマイン


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★デオプラスラボ


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この二つの製品は、無添加・無着色・無香料・医薬部外品で、敏感肌の方でも子どもでも安心して使える製品です。また、継続して使い続けるとニオイが軽減されていくという優れもの!シーズンになるとキャンペーンも実施していますので、商品ページをご確認くださいね。



最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!次の記事でお会いしましょう♪

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